2026 01 02

観音寺市の移住・定住支援

四国・香川県の西端で、豊かな暮らしを描く

近年、地方移住や定住への関心が高まっています。都会の生活環境から一歩離れ、自然豊かな暮らしや地域コミュニティでの生活を選ぶ人が増えているのは、香川県観音寺市でも例外ではありません。観音寺市は、瀬戸内海を望む温暖な気候、多彩な地域文化、そして暮らしを支えるさまざまな支援制度を整え、移住や定住を検討する人にとって魅力ある選択肢として注目されています。この記事では、観音寺市が提供する移住・定住支援について詳しく紹介します。


観音寺市ってどんな街?

まずは観音寺市について簡単にご紹介します。香川県西端に位置する観音寺市は、瀬戸内海に面し、海と山、川が織りなす風景が広がっています。四国八十八箇所霊場の札所など歴史ある文化資源も多く、市街地から自然が近いという暮らしやすさも魅力です。JR予讃線が市内を通り、地域内外へのアクセスも良好です。

観音寺市は、公式に移住・定住支援パンフレットを毎年改訂しており、これから移住を考える方や既に市内に住んでいる方にも分かりやすく支援内容をまとめています。パンフレットは市役所本庁だけでなく各支所でも配布されており、「住む」「子育て」「働く」をテーマに多くの支援制度が紹介されています。


住まいの支援制度

空き家活用の取り組み

地方で暮らす上で重要なのが住まいの選択肢です。観音寺市では空き家バンク制度を活用することで、地域の空き家を見つけやすくし、移住希望者に情報を提供しています。空き家バンクに登録された物件は、市のウェブサイトやパンフレットなどで確認することができ、購入または賃貸での住まい探しが可能です。

さらに、空き家バンクを通じて物件を購入した場合、リフォームや不要物撤去費用の補助制度も用意されています。具体的には、リフォーム費用の一部(上限100万円程度)や撤去費用の補助があり、古い住宅を自分好みに改修しやすい環境が整っています。これによって、観音寺市に根ざした暮らしをスタートしやすくなっています。

住宅の耐震化補助 ― 安心して住み続けるために

地方移住で見落とされがちなのが、住宅の耐震性です。
特に昭和56年以前に建てられた木造住宅は、現行の耐震基準を満たしていないケースも少なくありません。

観音寺市では、こうした住宅に対して以下のような支援を行っています。

耐震診断補助

まず、住宅がどの程度の耐震性能を持っているかを把握するための耐震診断に対する補助制度があります。
専門家による診断を、自己負担を抑えて受けることが可能です。

耐震改修補助

耐震診断の結果、改修が必要と判断された場合には、
耐震改修工事費用の一部を補助する制度も用意されています。

これは、
「古い家だから仕方ない」
「建て替えるしかない」
という選択肢だけでなく、住み継ぐという選択肢を残す制度です。

移住者だけでなく、もともと市内に住んでいる方にとっても、
「安全に住み続ける」ための大切な支援策と言えるでしょう。


移住体験・定住のための支援

お試し移住体験

新しい土地での暮らしが自分に合うかどうかを知るためには、実際に滞在して体験することが一番です。観音寺市では「お試し移住体験制度」を実施しており、香川県外に住所を持つ移住希望者が市内で連続して一定期間(3泊以上29泊以内)滞在する場合に、宿泊費の一部を助成する制度があります。これにより、気候や生活リズム、地域の雰囲気をじっくりと体感しやすくなっています。

体験滞在の拠点としては、海の近くに位置する豊浜コミュニティセンターなど、自然を感じられる施設も含まれており、観音寺市の暮らしを実際に味わいたい方にとって魅力的な選択肢となっています。


移住支援金制度 — 東京圏からの移住者対象

観音寺市では、特に人口流出の多い東京圏からのUJIターン(Uターン・Jターン・Iターン)移住者を対象とした支援金制度を設けています。この制度は、東京23区などの大都市圏に居住または通勤していた人が観音寺市に移住し、一定の就業や生活要件を満たした場合に支給されるものです。

支援金額は単身者の場合60万円、2人以上の世帯では100万円が支給されます。さらに、18歳未満の子どもを同居する世帯には、子育て世帯加算として1人につき30万円が上乗せされるなど、子育て世代への配慮もあります。

この制度は、移住後の生活基盤を整える上でも大きな助けとなり、若い世代が仕事や子育てを両立しながら暮らせるよう後押ししています。少子化や人材流出が課題となる中、こうした支援は地域全体の活力につながっています。


子育て・生活環境の充実

観音寺市が移住者に選ばれているもう一つの理由は、子育て支援制度や生活環境の充実です。パンフレットや地域情報によれば、特定不妊治療費助成や子ども医療費助成、チャイルドシート購入補助といった支援があり、子育て世代にやさしい環境が整っています。

また、市内には総合病院をはじめ医療機関や教育機関も揃っており、安心して暮らせる日常生活の基盤があります。加えて、地域の伝統行事や自然イベント、四季折々の祭りや文化行事が充実しているため、暮らしに彩りが加わります。

こうした環境は、子育て世代だけでなく、地域とのつながりを求める移住者や、第二の人生を地方で過ごしたいというシニア世代にも魅力的に映るはずです。


働く・起業の支援

移住を考える際には、「仕事」の視点も重要です。観音寺市では、移住者が地元で働きやすい環境づくりを進めています。起業や創業に関するサポート、農業や地域産業への参加支援、就農者向けの補助制度など、多様な就労形態に対応した支援が充実しています。

地域の特産品や産業資源を活かした仕事づくりも盛んで、例えば農業や観光、伝統工芸など地域の強みを活かした働き方が広がっています。これにより、移住者自身が新しい価値を創出し、地域に根ざした暮らしを築いていくことが可能です。


観音寺で暮らすという選択肢

観音寺市は、海と山、川に囲まれた自然豊かな環境にありながら、都市部へのアクセスも比較的良好です。東西南北の文化や歴史を感じる地域資源も多く、暮らしやすさと地域文化の両立が魅力です。

住まいの負担を軽減する支援制度、生活基盤を支える子育て・医療・教育環境、移住体験を通じて地域を知る機会、そして移住支援金など、移住・定住に向けた制度は多岐にわたります。

また、地域住民との交流や地域活動への参加など、移住後のコミュニティ形成をサポートする取り組みも進められており、単なる“移住”ではなく、地域で「暮らし続ける」ための支援が充実しています。


まとめ

観音寺市の移住・定住支援制度は、住まい、子育て、仕事、体験、経済的支援といったさまざまな面から移住希望者を後押ししています。都市から地方への移住を考える人にとって、観音寺市は「暮らしやすさ」と「支援の充実」を両立した魅力的な選択肢です。まずはお試し移住で地域を体感し、その先にある新しい暮らしを描いてみてはいかがでしょうか。

◻︎◻︎出典:観音寺市 「移住・定住支援パンフレット 2025」
     https://www.city.kanonji.kagawa.jp/uploaded/attachment/39836.pdf

【本日の一曲】
David Versace – Eye To Eye

◻︎◻︎せとうち不動産 https://setouchi-fudosan.com/◻︎◻︎