33年ぶりの「金利ある日本」へ
百十四銀行・香川銀行の定期預金金利引き上げが示すもの
2026年2月2日 本日
香川県内の主要地銀である百十四銀行と香川銀行が、円定期預金の金利引き上げを発表しました。あわせて、すでに発表されていた普通預金金利・短期プライムレートの引き上げも同日から実施されます。
とりわけ注目すべきは、普通預金金利が0.3%台に乗るのが1993年2月以来、実に約33年ぶりだという点です。
「金利は上がらないもの」「預金に利息はつかないもの」
そんな感覚が当たり前だった時代が、静かに、しかし確実に終わりを迎えつつあります。
今、何が起きているのか?
ひとことで言うと、
👉 銀行にお金を預けると、少しずつ利息がつくようになってきた
👉 お金を借りると、少しずつ利息が高くなってきた
この2つが同時に起きています。
これまでの日本は、
- 預金:ほぼ増えない
- ローン:めちゃくちゃ安い
という、かなり特殊な状態でした。
それが今、
「普通の状態」に戻りつつある
というイメージです。
預金金利0.3%って、正直どうなの?
「0.3%って言われても、たいしたことないよね?」
と思いますよね。
例えば、
- 100万円預けて → 年3,000円
- 300万円預けて → 年9,000円
正直、
生活が変わるほどではありません。
でも大事なのは、
「0%が当たり前」だった世界から、
**「預けておく意味が少し戻ってきた」**という点です。
住宅ローンとの一番大事な関係
ここが一番大切なポイントです。
👉 住宅ローン金利の方が、預金金利よりはるかに高い
という事実は、今もこれからも変わりません。
つまり、
- 余剰資金がある
- 繰上返済できる余力がある
という方は、
「預金で増やす」より「借金を減らす」方が効果が大きい
ケースも多いです。
一方で、
- 手元資金が不安
- 何があるかわからない
という場合は、
全部繰上返済せず、現金を残す判断も正解です。
不動産を考える人に伝えたいこと
金利が上がると聞くと、
「家はもう買えないのでは?」
と不安になる方もいます。
でも実際は、
- 金利は上がっても急激ではない
- 物件価格が調整される可能性もある
- 無理のない借入なら十分検討できる
という状況です。
大事なのは、
「金利が低いか高いか」より「自分にとって無理がないか」。
まとめ
今回の地銀の金利引き上げは、
- 住宅ローンを組む人
- すでに借りている人
- 将来マイホームを考えている人
すべてにとって、
**「お金の考え方を現実に戻すきっかけ」**になります。
不動産は、
「金利」「価格」「暮らし」
この3つをセットで考えるもの。
数字だけに振り回されず、
自分の生活に合った選択をしていきたいですね。
◻︎◻︎出典:OHK 百十四銀行・香川銀行 あす(2日)から定期預金の金利も引き上げ 普通預金などはすでに発表
https://www.ohk.co.jp/data/46563/pages/
【本日の一曲】
Les Nubians – Makeda
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