「家」だけで防犯していませんか?実は大切な“外構”から考える防犯対策
最近ニュースを見ていると、強盗や侵入盗などの犯罪の話題を目にする機会が増えてきました。
景気が悪くなると犯罪が増えると言われますが、実際に「体感治安が悪くなった」と感じている方も多いのではないでしょうか。
住宅の防犯対策というと、
・防犯カメラ
・防犯ガラス
・センサー付きインターホン
など、「家の建物そのもの」に対する対策を思い浮かべる方が多いと思います。
もちろんこれらはとても重要です。
しかし実は、防犯の観点で最も重要だと言われているのは
「家の外構(エクステリア)」なのです。
今回は、意外と知られていない「外構から考える防犯」についてご紹介したいと思います。
昭和の住宅に多かった「高い塀」は本当に安全?
昭和の住宅では、ブロック塀が高く作られている家が多くありました。
高さが2m近い塀で囲まれている住宅も珍しくありません。
一見すると、
「外から侵入しにくそう」
「プライバシーが守られている」
という印象がありますよね。
しかし、防犯の専門家によると、
実はこの高い塀には防犯上の弱点があると言われています。
それは、
一度侵入されてしまうと、外から見えなくなってしまう
という点です。
高い塀の内側に入ってしまえば、
外からはその様子が見えません。
さらに、隣の家からも見えないため、
犯罪者にとっては非常に都合の良い環境になってしまう可能性があります。
つまり、
「隠れられる場所」ができてしまう
ということです。
防犯のポイントは「見える環境」を作ること
防犯対策で重要なのは、
犯罪者が嫌がる環境を作ることです。
犯罪者は衝動的に侵入するわけではなく、
多くの場合は事前に下見をします。
その時にチェックするポイントは主に3つと言われています。
①入りにくい家か
フェンスや門扉などがあり、簡単に敷地に入れないか。
②見られる可能性があるか
敷地内が外から見えるかどうか。
③時間がかかるか
侵入するまでに手間がかかるか。
この中でも特に重要なのが
「見られる環境かどうか」
です。
例えば、
・低めで見通しの良いフェンス
・開放的な外構デザイン
・隣家からも見える庭
こうした環境では、犯罪者は非常に行動しづらくなります。
なぜなら
「誰かに見られる可能性が高い」
からです。
人の目というのは、実は非常に強力な防犯対策なのです。
センサーライトや照明も大きな防犯効果
夜間の防犯対策として効果的なのが
照明計画です。
特におすすめなのが
センサーライト
です。
人が近づくと突然ライトが点灯するため、
犯罪者は非常に嫌がります。
さらにポイントは、
・敷地外
・敷地内
の両方を照らすように設置することです。
これによって
「ここは防犯意識が高い家だ」
と感じさせることができます。
犯罪者は防犯対策が強そうな家を避ける傾向があるため、
それだけでターゲットから外れる可能性が高くなります。

門扉・宅配ボックスも防犯対策になる
最近は「宅配を装った犯罪」も増えています。
その対策として効果的なのが
・門扉
・録画機能付きインターホン
・宅配ボックス
です。
例えば宅配ボックスがあれば、
「宅配ボックスに入れておいてください」
とインターホン越しに対応するだけで済みます。
直接対面する必要がないため、
安全性が大きく高まります。
また門扉に鍵を付けておくことで、
そもそも敷地内に簡単に入れない
という環境を作ることもできます。
車の盗難防止にも外構は効果的
防犯というと住宅侵入を想像しがちですが、
実は最近増えているのが
車の盗難
です。
この場合も、外構が大きな役割を果たします。
例えば
・カーゲート
・シャッター付きガレージ
・ポール設置
などです。
外から簡単に車が見えない、
または簡単に出入りできない環境を作ることで
犯罪者に「面倒な家」と思わせることができます。

「きれいな家」はそれだけで防犯になる
意外に思われるかもしれませんが、
家の周りをきれいにしておくことも防犯につながります。
例えば
・庭が荒れている
・物が散らかっている
・手入れされていない
こうした住宅は
防犯意識が低い
と判断されることがあります。
逆に、
・庭が整っている
・掃除されている
・管理されている
家は
「この家はしっかりしている」
という印象を与えます。
これだけでも犯罪抑止効果があります。
犯罪者は「5分以上かかると諦める」
防犯に関する調査では、
侵入に5分以上かかると約7割の犯罪者が諦める
というデータがあります。
つまり重要なのは
簡単に入れない環境を作ること
です。
そしてその第一段階が
外構(エクステリア)
なのです。

外構は「家を守る第一の防犯ライン」
住宅の防犯対策というと、
・防犯カメラ
・防犯ガラス
・警報装置
など、建物の設備ばかり注目されがちです。
しかし実際には、
犯罪者が敷地に入る前の段階
で対策することが最も重要です。
つまり
外構は防犯の第一防衛ライン
と言えます。
住まいのことはトータルで考える時代
住宅の安全性は、
建物だけで決まるものではありません。
・外構
・照明
・周囲との見通し
・生活環境
こうした要素が組み合わさって
はじめて安心して暮らせる住まいになります。
私たち不動産の仕事も、
単に土地や建物を紹介するだけではなく、
暮らし全体を考えること
が大切だと感じています。
まとめ
防犯対策で本当に大切なのは
犯罪者が嫌がる環境を作ること
です。
そのためには
・見通しの良い外構
・門扉やフェンス
・センサーライト
・宅配ボックス
・整理された庭
などを組み合わせることが効果的です。
「家の防犯=建物の設備」
と思われがちですが、
実は外構が防犯の主役
とも言われています。
これから家づくりやリフォームを考える方は、
ぜひ
外構から防犯を考える
という視点も取り入れてみてください。
せとうち不動産では外構工事もお手伝いさせていただいていますので
お気軽にお声掛けください。


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