2026 10 01

香川県の人口が90万人を下回りました

ちょっと気になるニュースがありました。

香川県の人口が、58年ぶりに90万人を下回りました。

2026年8月1日時点の推計人口は89万9,614人。香川県の人口は2000年1月の103万928人をピークに減少が続いています。

数字だけを見ると、少し寂しいニュースです。

実際、人口減少は住宅や不動産の仕事をしている僕にとっても、これから避けては通れないテーマ。

でも、香川県で暮らしていると、もう一つ違った見方もできるんじゃないかと思っています。

それが、

「香川って、ものすごくコンパクトで暮らしやすい県だよね」

ということ。


日本一小さい県。でも、いろいろ近い

香川県は、面積約1,876.8㎢。

47都道府県で最も小さい県です。

ただ、「小さい」というのは、必ずしもマイナスではありません。

むしろ暮らしていると、

「だいたいどこへ行っても、そんなに遠くない」

というのが結構なメリット。

香川県の東西を高速道路で移動しても、それほど時間がかからない。

高松に用事があっても、県内どこからでも十分日帰り圏。

僕自身、仕事で香川県内をあちこち走り回っていますが、県内のいろいろな場所を行き来しながら仕事ができるのは、このコンパクトさのおかげでもあります。

県の資料でも、香川県は「コンパクトな街の中に快適に暮らせる環境が整っている」と紹介されています。

水不足はありますが、災害が少ないのも大きな魅力です。


「四国の窓口」という立地も面白い

香川県は四国の北東部。

瀬戸大橋で岡山県とつながり、瀬戸内海を挟んで本州へアクセスできます。

高松駅周辺にはJR、ことでん、バスターミナル、フェリー、高速船などが集まり、さらに高松空港へのアクセスもあります。

まさに、

「四国の窓口」

のような場所です。

そして、この「コンパクトさ」と「交通の便利さ」が組み合わさっているのが香川の面白いところだと思います。


最近は「遊びに来る場所」としても面白い

昔の香川の観光といえば、

「讃岐うどん!」

というイメージがかなり強かったと思います。

もちろん今も、うどんは強い(笑)。

でも、それだけではありません。

瀬戸内海の島々、美術館、水族館、古い町並み、金刀比羅宮、そして瀬戸内国際芸術祭。

さらに2025年には高松市サンポートにあなぶきアリーナ香川が開業。

最大約1万人を収容できるメインアリーナを持ち、JR高松駅から徒歩約4分という立地も大きな特徴です。

ここで大型ライブなどが開催されるようになり、県外から香川へ人がやって来る理由が、また一つ増えました。

昨日からMrs. GREEN APPLEのライブが開催され、県外から訪れたファンが香川観光や讃岐うどんを楽しむ様子が話題になっていました。

こういう「イベントを目的に県外から人が来る」というのは、地方都市にとって結構大きなことだと思います。


そして、かがわマラソンも

僕自身もランナーなので、これは外せません(笑)。

2026年に第1回大会が開催されたかがわマラソン。

第2回となる2027年大会は、2027年3月21日に開催予定で、フルマラソンの定員は11,000人。

スタート・フィニッシュの拠点は、あなぶきアリーナ香川です。

一昨日の、県民優先枠3,000人の募集は

わずか49分で定員到達。

前回の県民優先枠は2,000人で約1時間半だったので、人数を1.5倍にしたのに、むしろ早く埋まりました。

香川県民、思っていた以上にマラソン好きです(笑)。


人口減少=香川が寂しくなる、ではない

もちろん、人口減少は簡単な問題ではありません。

働く場所、若者の県外流出、空き家、公共交通、医療、学校など、これから考えなければならないことはたくさんあります。

実際、香川県でも若者の県外流出が課題として挙げられています。

ただ一方で、2026年の「じゃらん観光国内宿泊旅行調査」では、香川県が総合満足度2年連続全国1位。

2025年度の国内宿泊旅行者を対象にした調査で、香川県の総合満足度は89.2%でした。うどんだけでなく、アート、観光施設、島めぐりなど、さまざまな魅力が評価されています。

人口は減っている。

でも、県外から遊びに来る人はいる。

新しいアリーナもできた。

マラソン大会には全国からランナーが集まる。

瀬戸内のアートもある。

そして、讃岐うどんは相変わらず強い(笑)。


「小さい」は、これからの強みになるかもしれない

不動産の仕事をしていると、人口減少という言葉をどうしてもネガティブに捉えがちです。

でも、香川県の場合は、

「小さい県だからこそ、いろいろなものが近い」

という特徴があります。

都会ほど大きくない。

でも、田舎すぎるわけでもない。

海も山も島もある。

街もある。

本州にも渡りやすい。

イベントも増えている。

そして災害が少ない。

日常生活に必要なものも比較的コンパクトにまとまっている。

これって、実はかなり贅沢なことなのかもしれません。

人口90万人を下回った香川県。

これから人口が増えるかどうかだけではなく、

「人口が減っても、住んでいる人が楽しく暮らせる県」

になれるかどうか。

僕はそちらの方が大事なんじゃないかな、と思っています。

そして不動産屋としては、そんな香川県の中で、

「どこに住むと、どんな暮らしができるのか」

を、これからも実際にあちこち走り回りながら(笑)、探していきたいと思います。


◻︎◻︎瀬戸内放送 香川県の推計人口 58年ぶりに90万人下回る
  https://news.ksb.co.jp/article/16923678


【本日の一曲】
Zapp & Tuxedo – Genius of Love (Featuring Gavin Turek)

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