【まだよく知らない人向け】映画で話題の「ちいかわ」ってどんな作品?かわいいだけじゃない世界観を初心者向けに解説
最近、映画をきっかけにさらに注目を集めている「ちいかわ」。
名前やキャラクターの姿は知っているけれど、「実際にどんな作品なの?」「なぜそんなに人気なの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな「ちいかわ初心者」の方に向けて、作品の基本的な世界観や主要キャラクター、そして「かわいい」だけではない、ちょっと不思議でダークな魅力について簡単にご紹介します。
そもそも「ちいかわ」って何?
「ちいかわ」は、イラストレーター・ナガノさんによって描かれている作品です。
正式には「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」というタイトルで、SNSを中心に人気が広がり、漫画だけでなくアニメやグッズなど、幅広い展開を見せています。
タイトルの通り、登場するのは「小さくてかわいい」キャラクターたち。
一見すると、かわいいキャラクターたちがのんびり楽しく暮らしている、ほのぼの系の作品に見えます。
実際、何気ない日常を描いたエピソードも多く、
「一緒に食べるとおいしい」
「友達と遊ぶ」
「おいしいものを見つける」
といった、シンプルで平和な出来事がたくさん登場します。
ところが――。
ちいかわは、決して「かわいいだけ」の作品ではありません。
むしろ、かわいらしい絵柄と、時々登場するシビアな世界とのギャップこそが、大きな魅力のひとつなのです。
主人公「ちいかわ」
作品の主人公的な存在が、そのままタイトルにもなっている「ちいかわ」。
白くて丸い、小さな姿をしています。
基本的には流暢に言葉を話すことができず、「わ」「うん」などの短い言葉や声で感情を表現します。
性格は、繊細で優しく、少し怖がり。
そして、かなりの泣き虫です。
作中では危険な目に遭って泣いてしまうことも少なくありません。
しかし、ただ弱いだけではありません。
友達のためなら、怖くても勇気を出して行動することがあります。
物語が進むにつれて、少しずつ成長していくところも、ちいかわの大きな魅力です。
仲良しの「ハチワレ」と「うさぎ」
ちいかわと一緒に行動することが多いのが、ハチワレとうさぎ。
水色の体に特徴的な模様があるハチワレは、ちいかわとは対照的に、比較的よく話します。
明るく前向きな性格で、友達思い。
困難なことがあっても前向きに考えようとする姿や、ちいかわを励ます姿には、思わず応援したくなります。
一方のうさぎは、とにかく自由。
言葉の代わりに独特の声を発しながら、食べたり、遊んだり、突然行動したり……。
一見すると、何を考えているのか分からないキャラクターです。
ところが、実は戦闘力が高かったり、いざという時に冷静だったりと、非常に謎の多い存在。
この3人の関係性が、ちいかわの物語の中心になっています。
「かわいい」の裏側にある、ちょっと厳しい世界
ちいかわの世界で特徴的なのが、意外にも現実社会に似た仕組みが存在すること。
例えば、生活するためにはお金が必要です。
ちいかわたちは、草むしりやシール貼りなどの仕事をしてお金を稼いでいます。
資格を取得することで報酬が上がる仕事もあり、より高い収入を得るために勉強するキャラクターもいます。
さらに、モンスターを倒す「討伐」という仕事もあります。
強いモンスターを倒せば、その分報酬も大きくなります。
ただし当然、危険も大きい。
かわいいキャラクターたちが、普通に仕事をして、報酬をもらい、買い物をして生活している。
こうして見ると、かなり「社会」です。
かわいい見た目なのに、働かなければ生活できない。
この妙にリアルな設定も、ちいかわが大人にも人気の理由なのかもしれません。
そして、突然現れる「危険」
さらに独特なのが、ちいかわたちの暮らす世界には、突然モンスターや不思議な存在が現れること。
昨日まで普通に過ごしていた場所で、突然危険な出来事に巻き込まれることがあります。
しかも、すべてが分かりやすく説明されるわけではありません。
「なぜこんなことが起こったのか?」
「このモンスターは何なのか?」
「以前は普通のキャラクターだったのでは?」
そんな疑問を残したまま、物語が進んでいくこともあります。
この「説明されすぎない世界観」が、ちいかわの面白いところ。
読者が「あれはどういう意味だったんだろう?」と考えたり、過去のエピソードを読み返したりすることで、さらに深く楽しめるようになっています。
かわいいだけじゃないから面白い
ちいかわには、友達との友情や、おいしいものを食べる幸せなど、ほっこりする話がたくさんあります。
一方で、モンスター、危険な仕事、謎の呪い、姿が変わってしまうキャラクターなど、少し怖くなるような要素も登場します。
この振れ幅がとにかく大きい。
「かわいいなぁ」と思いながら読んでいたら、突然「えっ、そんな展開になるの?」となる。
そのギャップが、作品に独特の中毒性を生み出しています。
また、ちいかわ、ハチワレ、うさぎをはじめとするキャラクターたちは、それぞれ性格が違います。
優しさ、臆病さ、強さ、欲深さ、マイペースさなど、人間らしい部分も感じられるキャラクターが多く、単純な「かわいいキャラクターもの」では終わらない奥深さがあります。
映画をきっかけに「ちいかわ」を知った人にもおすすめ
映画をきっかけに「ちいかわって何だろう?」と興味を持った方も多いと思います。
ただ、ちいかわの魅力は映画だけではありません。
短い漫画の中に、かわいらしい日常と、少し不思議で、ときにはシビアな世界がギュッと詰め込まれています。
一話が短いので、今からでも気軽に読み始められるのもポイント。
「名前は知っているけど、ちゃんと見たことがない」という方は、ぜひ一度、ちいかわたちの日常をのぞいてみてください。
かわいいだけだと思って読み始めたら、意外と奥が深い。
そして気が付けば、「この世界、どうなってるんだ……?」と考察したくなっている。
そんな不思議な魅力を持っているのが、「ちいかわ」という作品なのではないでしょうか。
映画から入るのもよし、漫画やアニメから入るのもよし。
まだ「ちいかわ」をよく知らない方こそ、一度触れてみると、その人気の理由が少し分かるかもしれません。
◻︎◻︎『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』公式サイト
https://chiikawa.toho-movie.jp/
ちいかわ
https://www.anime-chiikawa.jp/
【本日の一曲】
Marty Paich – I Get A Boot Out Of You
◻︎◻︎せとうち不動産 https://setouchi-fudosan.com/◻︎◻︎