2026 01 27

「風の時代」へ——価値観が大きく変わる時

数年前から耳にする「風の時代」という言葉。占星術に詳しくない方にとっては、少しスピリチュアルで分かりにくい印象があるかもしれません。しかしこの言葉は、単なる占いの流行語ではなく、私たちの生き方や働き方、価値観の変化を象徴するキーワードとして、多くの人の共感を集めています。

簡単にまとめると、これまでの「土の時代」は“目に見えるもの”に価値を置く時代でした。一方、これからの「風の時代」は“目に見えないもの”に価値が置かれる時代だといわれています。お金や不動産、肩書といった物質的な豊かさから、思考・情報・人とのつながり・精神性といった内面的な豊かさへ。今、私たちはその大きな転換点を生きています。


風の時代とは?——グレートコンジャンクションが示す転換点

西洋占星術では、約20年に一度「木星」と「土星」が重なる現象が起こります。これを「グレートコンジャンクション」と呼び、社会全体の価値観や仕組みが切り替わる節目と考えられてきました。

2020年12月22日、このグレートコンジャンクションが約240年ぶりに“風の星座”である水瓶座で起こりました。これをきっかけに、長く続いてきた「土の時代」から「風の時代」へと移行したとされています。2023年頃までは移行期間、そして2024年以降は本格的な風の時代に入った、という見方が一般的です。

占星術では、世界は約200年ごとに【火・土・風・水】という4つのエレメントを巡ると考えられています。

  • 火の星座:牡羊座・獅子座・射手座
  • 土の星座:牡牛座・乙女座・山羊座
  • 風の星座:双子座・天秤座・水瓶座
  • 水の星座:蟹座・蠍座・魚座

これから約200年間は、風の星座でグレートコンジャンクションが続くとされており、まさに“新時代”の幕開けといえるでしょう。


土の時代とはどんな時代だったのか

「土の時代」は、およそ18世紀後半から約200年続いたとされています。この時代を象徴する出来事が、産業革命です。産業革命によって大量生産・大量消費が可能となり、経済力や物質的な豊かさが社会の中心になりました。

土地や不動産、貯蓄、学歴、肩書、資格。目に見える資産をどれだけ積み上げたかが評価され、「良い大学に入り、良い会社に就職し、定年まで勤め上げる」ことが成功モデルとされてきました。

さらにその前の「火の時代」では、家柄や身分といった生まれ持った立場が重視されていましたが、土の時代に入ってからは「努力すれば報われる」「頑張った人が評価される」という合理的な価値観へと変化しました。これは間違いなく、多くの人にチャンスをもたらした時代でもあったのです。

しかし同時に、我慢や根性、組織への忠誠が美徳とされ、モノや成果に縛られる生き方が当たり前になっていきました。


風の時代はいつまで続くのか

風の時代は、約200年間続くとされています。つまり、およそ2220年頃まで。少なくとも、私たちが生きている間はずっと風の時代の真っただ中にいる、ということになります。

だからこそ、この時代の特徴を理解し、流れに逆らうのではなく、うまく乗ることが大切です。価値観の変化を知ることは、これからの人生をより軽やかで豊かなものにしてくれるはずです。


風の時代の価値観——「持つ」から「つながる」へ

風の時代の大きな特徴は、“目に見えないもの”に価値が移っていくことです。

  • 情報
  • 知識
  • 経験
  • 言葉
  • 人とのつながり
  • 信頼
  • 精神性

お金やモノを持つことが悪いわけではありません。ただ、それだけでは測れない価値が、これまで以上に重視されるようになっています。

「お金や財産がある人が偉い」時代から、「自分らしい価値観で生きている人が魅力的」な時代へ。これは、価値観が真逆になったともいえる大きな転換です。


風の時代を生き抜くポイント

1.“モノ”を手放す

風の時代は、所有することよりも身軽さが大切です。必要以上にモノを抱え込まず、身軽でいることが、変化の早い時代を生き抜くコツになります。

2.縦社会から対等な社会へ

会社や組織の中でも、上下関係よりフラットな関係性が求められます。肩書よりも人となりや価値観が重視され、対等なコミュニケーションが基本になっていくでしょう。

3.個性を生かす仕事と働き方

資格や学歴よりも、「何ができるか」「どんな価値を提供できるか」が問われる時代です。副業、複業、フリーランスなど、多様な働き方が当たり前になりつつあります。

4.場所や時間に縛られない生き方

リモートワークやアドレスフリーな暮らしなど、場所に縛られない選択肢も増えています。自分に合ったスタイルを選べる自由が広がっています。

5.コミュニティを大切にする

風の時代は「個」の時代であると同時に、「つながり」の時代でもあります。価値観の合う人たちとの小さなコミュニティが、人生を豊かにしてくれるでしょう。


お金への価値観も変わっていく

これまでの時代は、豪華な家や車、貯金額が成功の象徴でした。しかし風の時代では、「体験」や「時間」の豊かさが重視されます。

クラウドファンディングに象徴されるように、「どれだけ稼ぐか」よりも「どう使うか」「何に共感するか」が問われるようになりました。

我慢してやりたくない仕事を続けるよりも、

  • 自分の好きなこと
  • 天命だと感じること
  • 天賦の才

を生かして生きることが、結果的に豊かさにつながっていく時代です。


風の時代に生きやすい人の特徴

  • オリジナリティを大切にする人
  • 目に見えない価値を信じられる人
  • フットワークが軽い人
  • 柔軟な発想ができる人
  • 多様性を尊重できる人
  • コミュニケーション力がある人

また、双子座・天秤座・水瓶座といった風のエレメントを持つ星座の人は、この時代に適応しやすい素質があるともいわれています。


コロナ禍も象徴する「風の時代」

この大きな時代の転換期に起きたのが、新型コロナウイルスでした。目に見えない存在が、世界の仕組みや価値観を一変させたことは、まさに風の時代を象徴している出来事といえるでしょう。

働き方、時間の使い方、家族との関係性。私たちは立ち止まり、考える時間を持つことになりました。


風のように、軽やかに生きる

風の時代では、「有名だから」「ブランドだから」ではなく、「自分にとってなぜ価値があるのか」を語れることが大切になります。

古い価値観に縛られず、風のように軽やかで、しなやかな発想で生きること。

これまで当たり前だったルールが塗り替えられていく今こそ、自分自身の価値観を見つめ直すチャンスです。

これからの時代を、不安ではなく希望として受け取り、自分らしい生き方をデザインしていきましょう。

【本日の一曲】
Um Mar Pra Cada Um – Luedji Luna

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