日本一小さな県から、野党党首が2人誕生
2026年2月、日本の政治の世界で少しユニークな出来事が起きました。人口およそ90万人、日本で最も面積の小さい県とされる香川県から、野党の党首が2人誕生するという異例の状況が生まれたのです。
2026年2月13日、衆議院香川1区選出の
小川淳也氏が「中道改革連合」の新代表に選出されました。
一方、香川2区選出の
玉木雄一郎氏は、すでに国民民主党の代表を務めています。
※香川県は小選挙区の区分けは3つしかなく、今回の自民党高市首相大旋風下でも
1区:中道改革連合 2区:国民民主党 3区:自民党 という当選内容で、地方なのに独特の地域柄があります。
つまり、日本一小さな香川県から、同時に2人の野党党首が誕生したということになります。これは全国的に見てもかなり珍しい構図です。
共通点の多い2人の政治家
この2人には、いくつもの共通点があります。
- ともに香川県出身
- 香川県立高松高校の同窓生
- 東京大学卒業
- 中央省庁の官僚出身
- 民主党公認で初当選
まさに、同じ地域・同じ教育環境で育ち、似たような経歴を歩んできた政治家同士です。
小川氏は総務省出身、玉木氏は財務省出身。
その後、旧民主党の分裂や再編を経て、
- 玉木氏 → 国民民主党へ
- 小川氏 → 立憲民主党系の流れへ
と、それぞれ別の道を歩むことになりました。
しかし今回、小川氏が中道改革連合の代表に就任したことで、香川出身の政治家2人が、それぞれの党を率いる立場になったのです。
小さな県から、なぜ政治家が育つのか
香川県は人口約90万人、面積も日本で最小の県です。
首都圏や関西圏と比べれば、政治的な影響力が大きい地域とは言えません。
それでも、今回のように全国的な政治の中心人物が2人も生まれた背景には、いくつかの要因が考えられます。
① 教育環境の充実
香川県立高松高校は、県内トップクラスの進学校で、毎年多くの難関大学合格者を輩出しています。
地方にありながらも高い教育水準を保っていることが、優秀な人材の育成につながっています。
② コンパクトな社会構造
香川県は人口が少なく、地域社会の距離が近いのが特徴です。
地元のつながりが強く、若い頃から地域の課題や政治に触れる機会が多いとも言われています。
③ 中央と地方の両方を知る人材
地方出身でありながら、東京大学や中央省庁を経て国政に関わるという経歴は、「地方目線」と「中央目線」の両方を持つ人材を生み出します。
これは、現代の政治において重要な要素と言えるでしょう。
同郷のライバルという構図
今回の出来事の面白いところは、「同郷の同志」でありながら「政治的には別の道を歩むライバル」という関係性です。
玉木氏は、小川氏の代表就任を受けて、
「同じ香川県出身。政策や立場は違っても、ともに頑張ってきた間柄。リーダーシップを期待したい」
と祝意を示しました。
一方で、両者はそれぞれ別の党を率いる立場にあり、将来的には野党第1党を巡って競い合う可能性もあります。
同じ高校、同じ大学、同じ官僚出身という共通点を持つ2人が、異なる政治路線で国政の主導権を争う――。
これは、日本の政治史の中でもなかなか見られない構図です。
地元・香川県民としての素直な感想
香川県に住んでいると、政治の中心はどうしても東京にあるという感覚が強くなります。
地方に住んでいると、「自分たちの地域から全国に影響力のある人物が出る」という実感は、なかなか持ちにくいものです。
しかし今回のように、同じ県から2人の党首が誕生したというニュースを聞くと、単純に「すごいな」と感じる人も多いのではないでしょうか。
もちろん、政治的な考え方や政策には賛否があります。
支持政党も人それぞれです。
それでも、
- 同じ地域で育った人が
- 全国レベルで活躍している
という事実は、地元にとって誇らしい出来事と言えるでしょう。
地方からリーダーが生まれる時代へ
今回の出来事は、「地方出身者でも国政の中心に立てる」という象徴的な事例とも言えます。
人口の多い都市部だけでなく、
- 香川のような小さな県から
- 同時に2人の党首が誕生する
というのは、日本社会の多様性を示す出来事でもあります。
今後、
- 両党がどのような政策を掲げるのか
- 野党再編や連携がどう進むのか
- 2人の関係が協力か競争か
といった点も、注目されるところです。
香川県民としては、まずは応援
政治的な立場や政策の違いはあれど、同じ香川県出身者が全国の舞台で活躍しているというのは、素直に嬉しいニュースです。
小さな県から生まれた2人のリーダーが、これからどんな政治を見せてくれるのか。
香川県民の一人として、静かに、しかししっかりと注目していきたいところです。
政治内容はさておき――
ぜひとも、2人とも頑張ってほしいものです。
【本日の一曲】
Tiger & Woods – Come Down
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