【秋の空】うろこ雲?ひつじ雲? 空を見上げると、季節の変化がわかる
すっかり涼しくなってきました。
ついこの前まで「暑い、暑い……」と言っていたのに、気がつけば朝晩はかなり過ごしやすくなり、雨の日も増えてきました。
そんなある日、ふと空を見上げてみると……
「なんか、空が秋っぽい。」
夏の空に浮かんでいた大きな入道雲とは違って、細かい雲がたくさん並んでいます。
そこで気になったのが、
これは「うろこ雲」なのか?
それとも「ひつじ雲」なのか?
ということ。
(密集具合が異なりますが)どちらとも言えそうな感じです(笑)。
今回は、せっかくなので少し調べてみました。
うろこ雲って、そもそも何?
「うろこ雲」という名前はよく聞きますが、実は正式な雲の名前ではありません。
正式には**「巻積雲(けんせきうん)」**と呼ばれる雲です。
魚のうろこのように、小さな白い雲がたくさん並んでいることから「うろこ雲」。
見方によっては、イワシの群れのようにも見えるので「いわし雲」、サバの背中の模様のように見えるものは「さば雲」と呼ばれることもあります。
名前は違っても、これらは基本的に同じ「巻積雲」です。
この巻積雲は、かなり高いところにできる雲。
日本付近では、およそ5,000~13,000mという高い空に浮かんでいるそうです。
だから、薄くて白く、雲一つひとつにあまり影がありません。
今回のものも、雲にあまり影がない。
そう考えると、
「やっぱり、うろこ雲なのかな?」
と思えてきます。
じゃあ、ひつじ雲との違いは?
一方の「ひつじ雲」。
こちらも正式名称ではなく、正式には**「高積雲(こうせきうん)」**といいます。
名前だけを見ると「高積雲だから、こっちのほうが高いところにあるのかな?」と思ってしまいますが、実は逆。
巻積雲よりも低い、だいたい3,000mくらいの高さにできる雲です。
そして、うろこ雲よりも一つひとつの雲が大きく、厚みがあります。
そのため、太陽の光を通しにくく、雲に灰色っぽい影ができやすい。
つまり、ざっくり見分けるなら、
小さくて薄い、影が少ない → うろこ雲
大きくて立体的、影がある → ひつじ雲
という感じ。
腕を伸ばして空を見たとき、雲の塊が指先より小さく見えるくらいなら「うろこ雲」、指先より大きく見えるなら「ひつじ雲」という見分け方もあるそうです。
……やっぱり「うろこ雲寄り」でしょうか。
うろこ雲が出たら、雨が降る?
そして、もう一つ気になるのが、
「うろこ雲が出たら雨が降る」
という昔からの話。
これは単なる迷信というわけでもないようです。
低気圧や前線が近づいてくると、その進行方向の前面に高いところの雲が現れ、その後、だんだん低く厚い雲へ変化していくことがあります。
そのため、うろこ雲が広がったり、別の種類の雲へ変わっていったりすると、天気が下り坂になるサインになることがあるそうです。
「うろこ雲が出ると3日のうちに雨」
なんていう天気のことわざがあるのも、こうした空の変化を昔の人が経験から感じ取っていたからなのかもしれません。
ただし、うろこ雲が出たからといって必ず雨になるわけではありません。
空の一部分に少しだけ現れて、すぐ消えてしまうような場合もあります。
空を眺めるだけで、季節を感じられる
普段、仕事をしていると、どうしてもスマホやパソコン、書類、車の運転など、目の前のものばかり見てしまいます。
不動産の仕事をしていると、物件を見に行ったり、土地を調査したり、現場で建物を見たり……。
そんな毎日の中で、ふと空を見上げる。
すると、
「夏の雲とは全然違うな」
と気づきました。
春、夏、秋、冬。
季節によって空の表情も変わります。
特に秋は、空が高く感じられる季節。
入道雲が主役だった夏の空から、細かな雲が広がる秋の空へ。
今回の雲が正確に「うろこ雲」なのか「ひつじ雲」なのかは、ちょっと迷うところですが(笑)、少なくとも**「秋の空になってきたなぁ」**と感じさせてくれる雲だったことは間違いありません。
これからは少しだけ空を見上げる時間を増やしてみようと思います。
皆さんも、たまには立ち止まって空を見上げてみてください。
意外と身近なところに、季節の変化が見つかるかもしれません。
◻︎◻︎tenki.jp うろこ雲はなぜできる?雲の見分け方とこの先の天気を読む方法
https://tenki.jp/suppl/m_seta/2023/12/29/32294.html
【本日の一曲】
Sugar Babe – すてきなメロディー
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