2025 05 13

中古住宅を買う前に、ちょっと気をつけたい7つのこと

中古住宅を選ぶのは、新築とはまた違ったワクワクがありますよね。でも一方で、注意しておきたいポイントもたくさん。
今回は、そんな中古住宅を買うときにぜひ押さえておきたい7つのことをご紹介します。


1. 契約書と説明書、「ちゃんと読む」が基本です

契約のときに渡される「売買契約書」や「重要事項説明書」には、物件に関する大事な情報がたっぷり。
特に中古住宅では、過去の修繕歴や周辺環境、建物の状態などがポイントになります。難しそうに感じるかもしれませんが、わからないことは遠慮なく聞いて、納得してから進めましょう。


2. トータルの費用、思ったより多いかも?

「中古は安い!」と思いがちですが、実際にはいろんな費用がかかってきます。
仲介手数料や登記費用、火災保険、引っ越し代、それにリフォーム代も加わるかもしれません。
住宅ローンを使う方は、月々の返済額も無理のない範囲でシミュレーションしておくのがおすすめです。


3. 引っ越しスケジュールは、ゆとりを持って

中古住宅では、売主さんがまだ居住中というケースも多いんです。
そのため「買ったらすぐ住める!」とは限らず、引渡しまで数週間~数ヶ月かかることも。
仮住まいが必要なこともあるので、事前にスケジュールの目処を立てておくと安心です。


4. 補助金や減税、けっこう使えます!

国や自治体では、中古住宅購入を応援する制度をいろいろ用意しています。
たとえば住宅ローン減税や、リフォームに使える補助金制度など。条件が合えば、かなりの費用負担が軽くなることもあるので、調べてみる価値ありです。


5. 周辺環境と耐震性は、暮らしやすさの要

どんなに建物が気に入っても、住む場所としての環境はとても大切。
日中は静かでも、夜は騒がしいなんてこともあるので、できれば時間帯を変えて何度か現地を見に行くのがベストです。
あわせて、築年数の古い物件なら耐震性の確認もお忘れなく。場合によっては補強工事が必要になることもあります。


6. ホームインスペクションで“見えない不安”を減らす

購入前に、建物の状態をプロがチェックしてくれる「住宅診断(ホームインスペクション)」を受けておくのもひとつの方法です。
外からはわからない劣化や修繕が必要な場所が見つかることもあり、安心して購入するための判断材料になります。
費用はかかりますが、その価値は十分ありますよ。


7. リフォームできる?を事前に確認しよう

中古住宅を買ったあと「ここをこう変えたい!」と思っても、構造的に無理だった…なんてことも。
間取りの変更や水回りの移動など、大がかりなリフォームを検討している場合は、購入前にリフォーム会社に相談してみましょう。
可能かどうか、費用はいくらかかるか、事前に知っておけると安心です。


中古住宅は、一つひとつに個性があって、まさに“出会い”のようなもの。
しっかり準備と確認をしておけば、きっと理想のお家に出会えるはずです。
この記事が、住まい探しのヒントになれば嬉しいです。気になることがあれば、いつでもご相談ください。

【本日の一曲】
Solange / Cranes in the Sky