街の紹介vol.1 観音寺編 「伊吹島」

観音寺から船で25分、小さな島の大きな魅力 ― 伊吹島へ
せとうち不動産から少し北に向かうと、「伊吹島」へ渡る船が出ている港・観音寺港があります。
ここからフェリーに乗ってわずか25分。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島、伊吹島へ気軽に足を運ぶことができます。
伊吹島は、全国でも有数の「伊吹いりこ」の産地として知られています。
いりことは、カタクチイワシを乾燥させた煮干しのこと。
讃岐うどんのだしとして欠かせない存在です。
伊吹島で水揚げされたいりこは、独自の製法と鮮度管理によって、香り高くコクのある味わいが特徴。香川県民だけでなく、全国の料理人からも高く評価されています。
島に降り立つと、まず感じるのはゆったりとした時間の流れと、どこか懐かしさのある町並み。
細い路地を歩けば、漁師町ならではの風景に出会えます。
港のすぐそばには、いりこを干している風景が広がることも。
自然の中で営まれる人々の暮らしが、ここにはしっかりと根づいています。
そして伊吹島は、芸術の島としての顔も持っています。3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭」では、伊吹島も会場のひとつ。
島内にはアート作品が点在し、島の景色や歴史と融合した作品群が訪れる人を魅了しています。
普段は静かな島が、芸術祭の時期には国内外から多くの来訪者でにぎわい、地域の魅力が再発見される特別な時間になります。
また、伊吹島は“猫の多い島”としても密かに知られています。
漁師町ならではの光景として、港や路地裏に自由気ままにくつろぐ猫たちの姿に癒される方も多いはず。
人懐っこい猫たちと触れ合いながら、ゆっくりと島を散策するひとときは、まさに心のリセットタイム。猫好きの方には特におすすめのスポットです。
伊吹島の魅力は、ただの観光地ではないところにあります。
住む人々のあたたかさ、昔ながらの暮らし、そして豊かな海の恵み。観光で訪れるのはもちろん、日常の延長線としてふらっと訪れるのにもぴったりな場所です。
観音寺市内に住んでいれば、思い立った時にすぐに足を運べる――そんな距離感も、この地域ならではの贅沢だと感じます。
せとうち不動産では、観音寺市内で「海のある暮らし」や「自然と共に過ごす日々」を実現できる住まいをご提案しています。
伊吹島のような穏やかで味わい深い風土の中で、心地よい暮らしを探してみませんか?
移住を考えている方、セカンドハウスをお探しの方、また地域とつながる暮らしにご興味がある方も、ぜひお気軽にご相談ください。
【せとうち不動産のちょっと豆知識】
- 伊吹いりこは、初夏から夏(6月下旬〜9月上旬)にかけて水揚げされます。柔らかい食感のため丸ごと食べられ、カルシウム摂取できます。
- 伊吹島へのフェリーは1日数便運航。片道約25分で小旅行気分が味わえます。
- 芸術祭の時期は混み合うため、スケジュールを確認のうえでの訪問がおすすめです。
地域の魅力を再発見しながら、不動産を通じて「暮らす楽しみ」を広げていければと思っています。
■うどん県 旅ネット 「伊吹島」
https://www.my-kagawa.jp/point/477/
■観音寺市HP 「伊吹島」
https://www.city.kanonji.kagawa.jp/soshiki/21/23191.html
■観音寺市観光協会HP 「伊吹島 | 瀬戸内海、ど真ん中。」
https://kanonji-kanko.jp/ibukijima/
■瀬戸内国際芸術祭2025HP 「伊吹島」
https://setouchi-artfest.jp/place/ibukijima/
【本日の一曲】
矢野顕子 忌野清志郎 / ひとつだけ