ついに、ニャンコの呼吸も簡単に測れるように
「猫は体調不良を隠す」。
猫と暮らしている人なら、一度は耳にしたことがある言葉だと思いますし、実感として「本当にそうだな…」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
先日リフォームをさせていただいたお客様のお宅にもニャンコがいて、実は我が家にもニャンコがいます。
仕事柄、お客様との会話の中で「ペット」「猫」「犬」というワードが出ることも多く、最近は“人とペットがどう快適に暮らすか”という話題が、住まいづくりの中でもごく自然に出てくるようになりました。
そんなニャンコオーナーにとって、なかなか興味深い商品が発表されました。
以前「ニャン壁(にゃんぺき)」で話題になった、LIXILさん。
猫に触れずに、呼吸数を測るという発想
今回発表されたのは、猫の健康管理をサポートするIoTデバイス
「neamo(ニアモ)」。
2026年2月2日に発表され、2月9日から応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」でプロジェクトがスタート。
期間は5月1日まで、数量限定での販売です。
最大の特徴は、
「猫の体に一切触れずに、安静時の呼吸数を計測できる」
という点。
これ、猫飼いさんならピンとくると思いますが、かなり画期的です。
これまでペット用の健康管理デバイスといえば、
・首輪型
・装着型
・身につけるタイプ
が主流でした。
ただ、警戒心が強い猫にとって「何かを付けられる」という行為自体が大きなストレスになることも多く、
「せっかく健康のために買ったのに、嫌がって使えない」
「外そうとして暴れる」
そんな声もよく聞きます。
その点、neamoはミリ波センサーを搭載し、猫のお気に入りの場所に“そっと置くだけ”。
ペットベッド、ケージの上、棚の上など、猫が普段くつろいでいる場所の近くに設置することで、安静時の呼吸数を自動で計測してくれます。
「いつも通り」を邪魔しない健康管理
猫にとって何より大切なのは「いつも通り」でいられること。
環境の変化、音、匂い、人の動き。
少しの違和感でも、猫は敏感に察知します。
neamoは工事不要。
生活を変えず、猫の行動も変えず、ただ“そばに置いておくだけ”。
これがLIXILらしいな、と感じたポイントです。
計測された呼吸数は、専用アプリに自動で送信され、グラフとして可視化されます。
日々の微妙な変化は、人間の目や感覚だけではなかなか気づけませんが、数値として蓄積されることで、
・いつもより呼吸が早い
・普段と違うリズムが続いている
といった「小さな違和感」に、早めに気づくきっかけになります。
もちろん、これだけで病気が分かるわけではありません。
でも、「あれ? いつもと違うかも」と思える材料があることは、飼い主にとって大きな安心材料になります。
ニャン壁から続く、LIXILのペット視点
LIXILといえば、マグネット脱着式キャットウォーク
「猫壁(にゃんぺき)」
を思い出す方も多いと思います。
人の暮らしの中に、無理なく猫の居場所をつくる。
インテリアとしても違和感がなく、賃貸やリフォームでも導入しやすい。
あの商品が出た時も、「さすが住宅設備メーカーの視点だな」と感じました。
今回のneamoも同じで、
「人とペットが末永く幸せに共生できる暮らし」
という軸が一貫しています。
猫のために暮らしを大きく変えるのではなく、
暮らしの中に、そっと寄り添う形でテクノロジーを置く。
住まいづくりやリフォームの仕事をしている立場から見ても、この考え方にはとても共感します。
テストマーケティングとしてのMakuake
今回、一般販売に先立ってMakuakeを活用している点も興味深いところです。
応援購入者の声や反応をもとに、
・本当に必要とされているのか
・価格帯は適正か
・使い勝手はどうか
といった市場検証を行いながら、今後の展開を探る。
価格は数量限定の特別価格で
17,800円〜(税込・送料込み)。
決して安い買い物ではありませんが、
「猫の健康を、ストレスなく見守れる」
という価値をどう捉えるかで、評価は分かれそうです。
暮らしとテクノロジーの距離感
最近は、人の健康管理はもちろん、家電や住宅設備もどんどんIoT化が進んでいます。
ただ、その一方で「便利だけど、ちょっと疲れる」「管理が増えすぎる」という声もあります。
neamoは、その点でバランスが良いと感じました。
・触れない
・操作が少ない
・意識しすぎなくていい
あくまで主役は猫で、テクノロジーは黒子。
この距離感が、猫オーナーにはちょうどいいのかもしれません。
これからの「ペットと住まい」
ペットは“飼うもの”から、“一緒に暮らす家族”へ。
この価値観は、もう当たり前になりつつあります。
これからの住まいづくりでは、
・動線
・素材
・居場所
だけでなく、
・健康
・安心
・見守り
といった視点も、より重要になってくるはずです。
neamoは、そんな未来の暮らしを少し先取りしたプロダクトなのかもしれません。
ニャンコがいつもの場所で、いつものように丸くなって眠っている。
その“当たり前”を、そっと見守る。
猫に触れず、暮らしも変えず、安心だけが増える。
そんな選択肢が増えたこと自体が、猫オーナーにとっては嬉しいニュースですね。
◻︎◻︎Makuake LIXIL | そばに置くだけ、猫に触れない健康管理。呼吸を測るneamo(ニアモ)
https://www.makuake.com/project/neamo/
【本日の一曲】
Eiko Ishibashi – Antigone
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