2025 06 02

街の紹介vol.2 観音寺編 「天空の鳥居(高屋神社)」

観音寺市の中心部から少し北へ。車を走らせること約10分、そこには“天空の鳥居”と呼ばれる絶景スポット――高屋神社本宮があります。

「高屋神社」は、市街地からほど近い稲積山(いなづみやま)の山頂に鎮座しており、標高404メートルの頂上に立つ鳥居からは、観音寺の町並みと瀬戸内海を一望できます。朝日や夕日が差し込む時間帯には、空と海と町が一体となったような、まるで絵画のような景色に出会えることも。SNSやテレビ番組で取り上げられることも多く、観光名所としても近年注目を集めています。

高屋神社本宮へは、現在2つのルートからアクセスが可能です。

ひとつは、平成21年に整備された林道を使って山頂近くまで車で向かうルート。県道から山道を約6km登ると、神社近くの駐車場に到着します。そこからは、残りわずか150mを徒歩で進むだけ。比較的手軽に“天空の鳥居”の絶景に出会うことができるため、観光で訪れる方にも人気のルートです。

もうひとつは、昔ながらの登拝道を歩くルート。麓の「下宮」から「中宮」を経て、全17丁(約1.8km)の参道を登るこの道は、より本格的な参拝の雰囲気が味わえるため、地元の方をはじめ、歩くことを楽しみたい方におすすめです。四季折々の自然に囲まれた山道を一歩ずつ進むことで、心も体も清められるような感覚を味わえます。

高屋神社は、古くから地域の人々に親しまれてきた歴史ある神社でもあります。創建は平安時代とも言われており、長きにわたってこの地を見守ってきました。現在でも、地元の方々による丁寧な維持管理が続けられており、地域に根差した信仰の場として大切にされています。

ふもとの「高屋神社下宮」からスタートして、山頂の「本宮」までを参拝する“二社参り”も、昔からの参拝スタイル。健康祈願や心願成就を願って多くの方が訪れます。観光として訪れるのはもちろん、地元の方にとっても特別な場所であり続けていることが、この神社の大きな魅力です。

また、登山やハイキングが好きな方にとっても、このスポットはおすすめです。登りきった達成感と、頂上からのご褒美のような絶景が、きっと忘れられない体験になるでしょう。時間があれば、ゆっくりと山道を下って、途中で振り返りながら変化する景色を楽しむのもまた一興です。

観音寺市内に住んでいれば、週末のちょっとした気分転換にもぴったり。こんな特別な景色が、暮らしのすぐそばにあるというのは、本当に贅沢なことだと感じます。

せとうち不動産では、この地域の自然や風土、そして暮らしの“豊かさ”を大切にしながら、移住や住み替えのご相談を承っています。瀬戸内の海と空に包まれた生活、高屋神社のような特別な場所が日常になる――そんな暮らし方を一緒に探してみませんか?

【せとうち不動産のちょっと豆知識】
高屋神社本宮は、標高404mの稲積山山頂にあります。朝日が差し込む早朝や、夕焼けに染まる時間帯の訪問が特におすすめ。登山道は動きやすい靴と服装で訪れるのが安心です。駐車場の台数には限りがあるため、休日は早めの到着がベター。地元の方々と挨拶を交わしながら登る時間も、観音寺らしさを感じられる大切なひとときです。

■■写真:観音寺市高屋町「高屋神社 鳥居から有明浜を望む」(天気悪くてすみません)

■観音寺市 「天空の鳥居 高屋神社」
https://www.city.kanonji.kagawa.jp/soshiki/21/13387.html

■観音寺市観光協会 「天空の鳥居 高屋神社」
https://kanonji-kanko.jp/takaya-shrine/

■三豊市観光交流局 「天空の鳥居 高屋神社」
https://www.mitoyo-kanko.com/takayashrine/

■高屋神社 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B1%8B%E7%A5%9E%E7%A4%BE_(%E8%A6%B3%E9%9F%B3%E5%AF%BA%E5%B8%82)

【本日の一曲】
Crackazat / Coffee Time (Original Mix)