2026 09 15

書き味最高 仕事で使い続けている「CARAN d’ACHE(カランダッシュ)849」というボールペン

         ※※こちらメーカー名ロゴの『d』が小文字(CARAN d’ACHE)の旧モデル

不動産・建築の仕事をしていると、意外と「ペン」を使う機会が多いです。

売買契約書や工事請負契約書への署名、各種書類への記入など、お客様にペンをお貸しすることも少なくありません。

そんなこともあって、文房具マニアというほどではないものの、国産の筆記具メーカーから海外メーカーまで、これまでいろいろなボールペンを使ってきました。

国産メーカーの「さすが!」と思う性能の良さもあれば、海外有名ブランドなのに「ん?思ってたほどでは……」というものも(笑)。

そんな中で、かなり気に入っているのが、

CARAN d’ACHE(カランダッシュ)849

というボールペンです。


スイス生まれの「カランダッシュ」

カランダッシュは、スイス・ジュネーブに本社を置く老舗メーカー。

1915年創業という長い歴史を持ち、鉛筆や色鉛筆、ボールペン、万年筆などを手掛けています。

社名の「カランダッシュ」は、ロシア語で「鉛筆」を意味する言葉に由来するそうで、もともとは鉛筆メーカーからスタート。

現在も製品はスイス国内の工場で作られており、デザインにも「鉛筆メーカー」らしさが残っています。

その代表ともいえるのが「849」。

一見すると、ちょっと細身でシンプルなボールペンです。

ところが、このペン。

使ってみると、かなりクセになります。


「書き味」が独特にいい

最近は、三菱鉛筆のジェットストリームをはじめ、とにかく「滑らかに書ける」ボールペンがたくさんあります。

カランダッシュも滑らかです。

ただ、ジェットストリームのように「スーッと滑る」という感じとは少し違います。

油性ボールペンらしい適度な抵抗感を残しながら、引っ掛かりが少なく、スッと文字を書いていける。

この絶妙な感覚が、僕はかなり好きです。

そして、一度使うと、

「これ、カランダッシュだな」

と分かるような独特の書き味があります。

ボールペンなんて、どれも似たようなものだと思っていた僕には、ちょっとした衝撃でした。


すごいのは「芯」

カランダッシュのボールペンが面白いのは、軸のデザインだけではありません。

専用リフィル「GOLIATH(ゴリアット)」にも大きな特徴があります。

このリフィルは非常に長寿命で、筆記距離は約8,000m。

A4用紙に換算すると約600枚分ともいわれています。

僕自身、仕事でほぼ毎日のように使っているのですが……

最初に買った849が、10年以上経って最近ようやくインク切れしました(笑)。

もちろん使用量には個人差がありますが、それでも「そんなに持つの?」というレベル。(同時にいろんなペンは使ってましたが)

今まで何本か買い足してきましたが、僕の手元には現在4本あります。

打合せ先などで置き忘れて、そのまま新しいものを買ったこともあります(笑)。

それでも、気が付けば長年使い続けているペンになっています。


インクが「ボタッ」となりにくい

油性ボールペンを使っていると、たまにありませんか?

書いている途中でインクが溜まって、突然「ボタッ」と紙に落ちる現象。

契約書を書いているときにこれが起きると、地味に嫌です。

カランダッシュのゴリアット芯は、ボールにインクを供給する構造にも特徴があり、インクを均一に送りやすい設計になっています。

そのため、インク溜まりや書き始めのかすれが起こりにくく、個人的にはこの「ストレスの少なさ」もかなり気に入っています。

契約書のように、失敗したくない書類を書く場面では、こういう小さな違いが意外と大事だったりします。


そして「849」のデザインがいい

849のもう一つの魅力が、鉛筆を思わせる六角形のボディ。

カラフルなカラーや限定デザインも多く、シンプルなのに妙に所有欲を刺激されます。

六角形なので転がりにくいですし、細身ながら握ってみると意外と手に馴染みます。

ノック式なのも実用的。

高級筆記具というと軸を回して芯を出す「回転繰り出し式」のものも多いですが、849はカチッとノックしてすぐ書ける。

仕事道具として考えると、この手軽さが非常にありがたい。

しかも少し短めなので、胸ポケットなどにも収まりやすいんです。


欠点を挙げるなら……

僕の手には、六角形の細身の軸がほんの少し小さく感じます。

ただ、これは慣れてしまえば特に問題ありません。

あとは最近の円安などの影響もあって、以前より価格が上がってしまったこと。

とはいえ、これだけ長く使えることを考えると、個人的には十分納得できる範囲です。


毎日使うものだからこそ

不動産の仕事では、パソコンやスマートフォンを使う時間が圧倒的に増えました。

それでも、契約書にサインをいただいたり、打合せでメモを書いたり、現場で寸法や内容を書き込んだり。

「書く」という行為は、まだまだなくなりません。

だからこそ、毎日使う道具は、自分が「これ、いいな」と思えるものを選びたい。

不動産屋にとってボールペンは、物件を案内する車や、現場で使う道具と同じくらい身近な仕事道具です。

もし文房具店などで「カランダッシュ849」を見かけたら、一度試し書きしてみてください。

見た目は普通の細いボールペン。

でも、書いてみると……

「あ、これちょっと違うな」

と思ってもらえるかもしれません。

ちなみに僕は、もう何本目か分かりません(笑)。

それくらい、仕事の相棒として気に入っている一本です。

カラーのバリエーションはその時々でとてもたくさんあります。(限定コラボも多い)

ご興味持たれた方は見た目で選ばれてもよいと思います。


◻︎◻︎Caran d’Ache 849ボールペン
  https://www.carandache.com/jp/ja/849-%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%9A%E3%83%B3-s-1116.htm

  銀座伊東屋 「ペンのお話、しませんか?」銀座のあの人おすすめ筆記具
  https://www.ito-ya.co.jp/tokushu/RECOMMEND_PEN2.html


【本日の一曲】
Meshell Ndegeocello – Don’t Look Any Further

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