昭和の空気がそのまま残る場所。「大川オアシス」
せとうち不動産は、香川県の西側「西讃」にあります。
仕事柄、普段の行動範囲はどうしても西讃〜中讃〜高松までの西〜中央エリアが多く、不動産の案内や打合せ、現場確認などで西へ東へ動き回っています。
ただ、意外と行く機会が少ないのが、高松より東側の「東讃エリア」。
徳島方面や関西へ行く時も高速道路を使うことが多く、国道11号線をゆっくり走ることも昔に比べると減りました。
そんな中、今回は東讃エリアにある“めちゃくちゃ良い場所”へ。
昭和レトロ好き、喫茶店好き、海好き、ドライブ好きならかなり刺さると思います。
その名も、
「大川オアシス」
です。
香川県さぬき市と東かがわ市の境目付近。
国道11号沿いにある、昭和39年創業の老舗ドライブインです。
1964年。
東京オリンピックで日本中が盛り上がっていた頃に誕生した施設。
もう創業60年以上。
普通なら時代とともに消えてしまいそうな大型ドライブインですが、ここは今でもバリバリ現役。
しかも近年は、SNSやInstagramで「映えるレトロスポット」として再注目されているという面白い存在です。
※字幕オンでご覧ください。説明文章付いてます。
外観からすでに“昭和”
まず駐車場に入った瞬間から、空気感が違います。
大きな建物。
広い駐車場。
年季の入った看板。
「ああ、昔こういう場所あったよなぁ」
という感覚。
昔は旅行や観光バスの休憩所として、こういう大型ドライブインが日本中にありました。
今では高速道路のサービスエリアが主流になり、かなり数が減りましたが、大川オアシスはその文化を今も残しています。
実際、かつては1日に100台以上の観光バスが来ていた時代もあったそうです。
すごい。
店内に入ると“ターコイズブルー”の世界
そして、このお店最大の特徴が店内。
一歩入ると、鮮やかなターコイズブルーの空間が広がっています。
最近流行りの「韓国風カフェ」っぽさすらあるのですが、こちらは本物の昭和。
狙って作ったレトロではなく、
“積み重なった本物のレトロ”。
これがめちゃくちゃ良い。
しかも窓の外には、穏やかな瀬戸内海。
海のブルーと、店内のブルーが溶け込むような独特の空間です。
昭和感があるのに、どこか近未来的。
この不思議な空気感が、若い世代にも刺さっている理由なんだと思います。
実際、平日でもかなりお客さんが多い。
窓際席や、人気のブルーの喫茶コーナーは待ちが出るほど。
SNSで話題になった「クリームソーダ×瀬戸内海」の写真を撮るために来る人も多いようです。
クリームソーダが似合いすぎる
そしてやっぱり名物はクリームソーダ。
この空間で飲むクリームソーダ、
反則級に似合います。
昭和喫茶の定番ですが、この景色と組み合わさることで破壊力が増します。
海を見ながら、青い空間で、クリームソーダ。
もう世界観が完成しています。
瓶のコーラなんかも置いていて、これまた良い。
ちゃんとレモンが添えられてたりするのがまた最高です。
ご飯もちゃんと美味しい
こういうレトロスポットって、
「雰囲気全振り」
のお店も多いのですが、大川オアシスは食事もかなりしっかりしています。
今回いただいた「オアシス御膳」はかなりのボリューム。
刺身に、
揚げ物に、
唐揚げに、
エビフライ。
しかも全部ちゃんと美味しい。
揚げ物は熱々サクサク。
唐揚げはジューシー。
昔ながらのドライブイン飯って、なんだか安心感があります。
ほかにも、
・大人様ランチ
・鉄板ナポリタン
・カツ丼
・うどん
・パフェ
などメニューも豊富。
香川らしく、うどんもちゃんと美味しいというのがまた良いですね。
若い人たちはパフェ率高めでした笑
「なんでもある感」が楽しい売店
隣接する売店もかなり面白いです。
オリジナルクッキーやタオル、
昭和感ある雑貨、
地元野菜、
さらには玉ねぎやそら豆まで。
「え、これも売ってるの?」
みたいなカオス感。
でも、それが良い。
“地方の大型ドライブイン感”がしっかり残っています。
実はかなり面白い建物
さらに面白いのが、
施設の中をよく見ると色々な発見があること。
・本物のバス座席を再利用した休憩所
・謎の柴犬写真コーナー
・昭和感漂う螺旋階段
・昔の写真展示
などなど。
歩いているだけでも楽しい。
しかも外には地域猫たちも。
なんだか全体的に「ゆるい」のです。
でも、そのゆるさが今の時代には逆に心地いい。
効率化され、
均一化され、
チェーン店化された現代だからこそ、
こういう“クセのある場所”が愛されるんでしょうね。
「古い」が価値になる時代
最近感じるのですが、
今は「新しい」だけでは人は集まりません。
むしろ、
・本物感
・歴史
・唯一無二感
みたいなものに価値が出てきています。
大川オアシスはまさにそれ。
昭和の頃には普通だった場所が、
令和では逆に新鮮。
昔の人が作った空気感が、
今の若い世代に刺さる。
これって実は、古民家や中古住宅、リノベーションにも近い感覚だと思っています。
ただ古いだけではなく、
「残す価値」があるか。
それが大事。
大川オアシスは、まさに“残す価値のある昭和遺産”でした。
東讃ドライブの目的地にぜひ
西讃にいると、なかなか東讃まで行く機会は少ないのですが、
「わざわざ行く価値あるな」
と思える場所でした。
徳島方面へのドライブ途中でも良いですし、
海を見ながらゆっくりしたい時にもおすすめ。
香川県には、
まだまだこういう“味のある場所”が残っています。
効率重視ではなく、
時間を楽しむ場所。
そんな感覚を思い出させてくれるのが、大川オアシスでした。
香川の東側へ行く際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
※「マツコの知らない世界」で紹介されたそうで、高松の『コーヒーサロン皇帝』に続いてです。
あちらもかなりレトロな昭和な感じです。
◻︎◻︎大川オアシス
住所:さぬき市津田町鶴羽2326-12
TEL:0879-42-2193
営業時間:8:30~17:00 ラストオーダー16:30
定休日:月曜日(祝日にあたる時はその翌日)
さぬき市観光ガイド 大川オアシス
https://sanuki-kanko.jp/sightseeing/gurmet/post-775.html
【本日の一曲】
Eme Ballantyne – My Life
◻︎◻︎せとうち不動産 https://setouchi-fudosan.com/◻︎◻︎